【Round3 予選結果】　【Round4 予選結果】　【Round3 決勝結果】　【Round4 決勝結果】　【ランキング】

朝から降り続いていた小雨も小康状態になったが、ウェット宣言が出され予定時刻よりも5分遅れで始まった
全日本F3選手権の予選。まずは、本日の夕方に決勝が行われる第3戦の予選が15分間の計測時間で始まった。ほとんどのマシンが中古に浅溝タイヤを装着してコースイン。周回が進むがコース上スプーンカーブ付近では雨が降っているのか、＃1エイドリアン・スーティルが2周続けてコースアウト。ダメージを受けてしまったフロントウイングの交換のためピットイン、すぐに予選に復帰した。
アタックを開始した＃75池田だが、ウェットでのセッティングが決まっていないのか、その中でも懸命にアタックをし続け、チェッカーぎりぎりに2分13秒中盤のタイムを出して第3戦の予選は12位となった。

続いて10分間のインターバルを空けて行われた第4戦の予選では、タイヤを交換しセッティング調整をした池田は一時止んでいた雨が降り始めたため、早い段階でコースイン、アタックを開始した。
開始直後に＃50磯崎が逆バンク付近でコースアウトしたため、8番ポストでは黄旗が掲示される。池田は計測1周目から先ほどマークしたベストタイムを更新し、残り時間5分を過ぎた頃には9番手タイムに。その後もアタックをし続け、またも最終ラップにベストタイムである2分09秒台に入れ、明日の決勝は8番手からスタートすることになった。

雨でのセッティングが決まっていなくて、第3戦は12番手に留まってしまいました。第4戦目も決していい状態ではないですが、8番手まで入れることができたので、満足しています。決勝2戦ともきっとウェットコンディションになると思いますが、我慢の走りで諦めずにいきたいと思います。

予選終了後、急激に天候が回復し日差しがでる中、第3戦の決勝前に10分間のフリー走行が設けられた。
路面が乾いていくコンディションでのフリー走行では、＃75池田は11番手のタイムで直後の決勝を迎えた。グリッドにつきスタート、タイミングが合わずに僅かに出遅れるがすぐに挽回、ポジションを3つ上げて9番手にて1周を終える。スタート時に日差しが覗いていた上空だが、やがてスプーンコーナー付近から雨が降り始め、コースオフするマシンが多発。池田も雨に足をとられ、コースオフするが順位はそのままでレースに復帰。その後も各所で黄旗区間、オイル旗などが提示される難しいコンディションの中、池田は最後まで前を追うが、後一歩及ばずそれでも連続ポイントである9位にてチェッカーを迎えた。
終始レースをコントロールした＃4　Robert Streitがトップチェッカー。

難しいコンディションの中で、ベストタイムで前を追いましたが、なかなか抜くまでには至らずに9番手でチェッカーを受けました。スプーンでのコースオフは前が見えていたこともあって行き過ぎてしまいましたね。足をとられました。その後はぎりぎりの線で追い続けましたが、残念です。
明日は8番グリッドからですが、確実に、そして前を追っていきたいと思います。

翌日曜日は予報では雨であったが、晴れのドライコンディションのもと第4戦の決勝が行われた。
まずは、10分間のフリー走行の時間が設けられ、その後グリッドにつく各マシン。池田も同様にグリッドに着くが、その直後にマシンのリアカウルが開けられる。急に池田のマシンにはメカニックらが詰めかけ、慌しくマシンのチェックが行われ開始5分前になってもエンジンが掛からない池田のマシンはスターティンググリッドからオフィシャルの手によりピットに運ばれる。池田を抜いた13台のマシンがスタートを迎える。先頭が3周目を迎えたころに池田のエンジンがようやく息を吹き返し、レースに復帰する。勝負権を失ったが、池田は自己ベストタイムを出しながらも懸命にレースを走りきり、ポイント圏外ではあるが、12位でチェッカーを受けた。

スターティンググリッドにつくために向かっていたとき、シケインを過ぎた頃にマシンに不具合を感じてグリッドについたら、エンジンが掛からなくなってしまった。グリッドで懸命にみんながマシンを見てくれたが、時間内には原因がわからずに、エンジンが掛かるまでに3周を要してしまいました。スタート後は無我夢中で走りましたが、得意な鈴鹿であっただけに残念でしょうがない。