11月4日（日）10時10分より行われた予選1回目は上空を覆った雲間から時より陽が差し込むコンディションの下、まずは300クラスの専有走行からアタックが始まった。
20分間の専有時間、#55 DHG ADVAN FORD GTは光貞選手によるアタック。専有開始より10分間程度はピットに待機し、1発のアタックに賭けた。気合充分にコースインし、アタックを開始。ウェイトの影響からかタイムが伸び悩み、専有終了時にはクラス15番手に。その後500クラスとの混走時に池田が周回、規定タイムをクリアし再度光貞選手へステアリングを託す。20分間の混走時間にも順位が変わることはなく、15番手で予選1回目を終え、明日のグリッドが決まった。

午後に行われた予選2回目は、2人のドライバーは規定タイムをクリアしていることから終始決勝に向けた走行に徹し予選を終えた。

今回もスーパーラップに残りたい気持ちはあったのですが、ちょっと難しかったですね。まあ、明日も長いレースですし、最後尾から追い上げて5位になった茂木でのレースなどもあるので、チェッカー目指してがんばります。

2006 SUPER GT最終戦は静岡県富士スピードウェイで、11月5日300キロの決勝レースのスタートが切られた。
昨日行われた予選により、#55 DHG ADVAN FORD GTはクラス15番手のグリッドから光貞選手のドライブによりスタート。序盤から序々に順位を上げていき、レースも半分を過ぎた頃6位走行中に池田大祐にドライバー交代。最終戦、残りレースのステアリングを託された池田はハイペースで走行を続け、ほぼ全車がピットインを済ませた頃には8位を走行。その後更に順位を上げるべく#46、#26との激しいポジション争い中に#26と接触、マシンに問題はなく7位走行中のレース後半にこの接触行為に対してのドライビングスルーペナルティを消化、ポジションを大きく落としてしまう
。結局ポイント圏内からは落ちてしまったが、その後も無事に走りきりクラス15位にてチェッカーをうけた。

まずは、ここまでともに頑張ってきたチーム、スポンサーの皆様、応援をしてくれたファンに感謝しています。このシーズン本当にいろんなことがあったGTでのルーキーイヤーでした。シーズンを通してハコレースを戦ったことも初めてで、プロとして責任も感じましたが、学ばせていただくことも多く忘れることのできない1年となりました。
今日のレースではまだまだ未熟の部分がでてしまい、ペナルティをうけて折角のポイントを取ることができませんでした。来期についてはまだ決まっていませんが、引き続きGT、フォーミュラともに走り続けていきたいと思っています。