【Round1 予選結果】　【Round2 予選結果】　【Round1 決勝結果】　【Round2 決勝結果】　【ランキング】

関東でも桜の開花宣言が出されたものの、ツインリンク茂木の上空は厚い雲に覆われているため肌寒さを感じる中、2005年全日本Ｆ３選手権が開幕を迎えた。今季＃38池田が走るTOYOTA TEAM TOM'Sからは3台のマシンがエントリーされており、当然池田にとって彼らはまずは超えなくてはいけない相手である。

10時05分いよいよスタート。
まずはタイミングを掴みながら、路面のコンディションなどを確認しアタックを開始。予選の序盤イエローフラッグが掲示されている区間があるため、一時タイムアップは望めず。しかし、コース上がクリーンになってから池田は渾身のアタックで一時トップタイムに躍り出る。残り計測時間が少なくなってくると、各車アタック合戦を繰り広げ結果、池田のチームメイトである＃36J.P.De.Oliveiraがコースレコードを更新し、トップに。
池田は、1'46.505のタイムで5番手にて、第1戦の予選を終えた。

続いてインターバルの時間を空け、明日決勝が行われる第2戦の予選が行われた。第1戦を5番手で終えた池田の健闘を祈りたい。

アタックが開始され、先ほどコースコードをマークした＃36J.P.De.Oliveiraがまたもコースレコードに迫る勢いで唯一1分45秒台にタイムをいれてきた。池田も各セクターにて自己最速タイムをマークしながらのアタックをみせるが、惜しくも＃36J.P.De.Oliveiraには届かない。そうしているうちにも＃36J.P.De.Oliveiraはついにコースレコードを更新。
池田もそれに続けと、アタックを続けるが気負いすぎたのか、最終コーナーで若干飛び出してしまう。最終アタックでタイムを更新するが、結局上位陣は第1戦と変わらず池田は5番手にて第2戦の予選も終えた。

第1戦、第2戦の両方の予選アタックで開幕ということで気合が入りすぎたのか若干飛び出してしまって、それでだいぶタイムをロスしてしまいました。それがなかったらもう少しいい勝負ができたんじゃないかと思うので、残念です。午後にはとうとう決勝が行われるので、予選でミスした分決勝で取り返したいと思います。

午後になっても厚い雲が薄れることはなく、いつ雨粒が落ちてきてもおかしくない天候の下、第1戦の決勝スタートが切られた。

午前中に行われた予選結果から＃38　池田は、3列目5番グリッドからスタートをきることになった。フォーメーションラップを終え、いよいよスタート。スタートのタイミングは抜群だったものの、ストールを喫してしまい出だしが遅れる池田。しかし、その後のリカバリーがよく1コーナーは8番手で通過。翌周の1コーナーでは＃5　Jonny Reidをパスし、7位へ。ベストタイムを更新した走りでスタートの遅れを挽回していく。

5周目の3コーナーにて前方で3位争いをしていた＃10　武藤と＃37　中嶋が接触、両者この時点でリタイヤとなってしまう。その後5位に繰上がりラップタイムに勝る前方のマシンを果敢に追うが、あと一歩及ばず池田は5位にてチェッカーをうけた。

スタートでレッドシグナル時にストールをしてしまい、スタートが遅れてしまいました。遅れたのは残念でしたが、その後慌てずに対応できたので最小限で遅れを食い止められたのはよかったです。その後は抜くレースもできたのですが、このコースはスタートが一番ですね。明日は結果をなんとしても残したいです

昨日の時点では雨が降るかと思われた全日本F3選手権第2戦決勝だが、気温も上がり晴天の中決勝レースのスタートが切られた。

# 38池田は昨日の予選結果より3列目5番グリッドからスタートをきる。エキゾーストノートが高まりいよいよスタート。昨日とは変わって池田は好ダッシュをきめ、反対にスタート出遅れた#37 中嶋を抜き去り1コーナーへ。同じく好ダッシュをきめた#12 横溝にかわされ、5番手での周回が続く。

ほぼ同じペースで走る両者との間隔はなかなか縮まらず、池田にとっては我慢のレースになり、20周の周回をポジションの入れ替えなく走りきることになった。

前半、横溝君の後ろについていてはなされることなく、無理をせずに後半のチャンスを狙っていたのですが、結局我慢のレースになってしまいました。まだまだマシンを自分のものにしきれていない部分が多く、せっかくいい車を作ってくれているチームの期待にこたえることができずに残念です。次の鈴鹿もすぐにくるので、次回にむけ自分にたりないことを再度見つめなおして望みたいとおもいます。